2021.08.31

【アンケート調査】「香典には故人の名前を書く」など若者が回答。お葬式に関するアンケートが驚く結果に・・・!

「お葬式に関する常識・意識」について、20歳未満の男女120人にインターネット調査を行った結果を発表します。
※平均年齢:16.8歳(11〜19歳)

■プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000068576.html

<調査結果>

  • 「香典袋には故人の名前を書く」という勘違いが約4割
  • 「お葬式にお坊さんがいないと成仏しない」と約4割が回答
  • 「人が死んだら”必ず”お葬式とお通夜をしなければいけない」と半数が回答
  • 実際には約8割が「お葬式を経験している」

 

この調査を始めるにあたって、編集部スタッフは「若年層はお葬式に参列する機会が減って、あまり重要視もしてないのでは?」と考えていました。
しかし、実際にアンケートを実施すると、お葬式に参列したことない若者はわずか2割。また、驚くことに若者は「死」を偲ぶ気持ちを重要視しており、お葬式に対して宗教的な存在の価値を認めた旧来の価値観を受け継いでいることがわかりました。

ただし、香典の表書きの名前を勘違いしている人が多いことからもわかるように、お葬式は必要だと感じているにも関わらず正しい知識を持っている若者が少ないのが実情です。
現代は、インターネットで知らないことや知りたいことをいつでも検索できる時代になりましたが、お葬式に関する知識を調べる機会は少なかったようです。

昨今、宗教儀式をおこなわない直葬など、葬送形式の選択肢は増えたものの、弔い方のありようを決めるのは故人であり遺族です。
約4割が「お坊さんがいないと故人が成仏しない」と回答したことから、全体としてみれば、若者の心のありようはそれほど変化していないとみることができます。